分離型と同居型では大きく違う二世帯住宅の建築費

二世帯住宅の建築を検討し始めた時、最も気になるのがお値段(金額)ですよね。普通の一世帯の家と違ってどれくらい割高になるのか?どれくらいが相場なのか?

これはなかなか難しい質問なのですが、多くの人が疑問に思っている事であり、とっても大切な事なので、頑張って説明したいと思います。

まず、二世帯住宅の建築費の価格や相場はおおむね以下のような要素によって決まります。

  1. 完全分離型にするのか同居型にするのか?
  2. どのハウスメーカーを利用するのか?
  3. 延べ床面積(坪数)はどれくらいか?
  4. 風呂やトイレは1個でいいのか?2個必要なのか?
  5. 木造なのか鉄骨なのか、工法はどうするのか?
  6. 使う床材などの材質にはこだわるのか?
  7. こだわりのある完全フルオーダーにするのか?

二世帯住宅と一口に言っても玄関、風呂、トイレなどが全て2つずつある完全分離型二世帯住宅や通常の1世帯用の家に全員が同居する同居型二世帯住宅があり、どちらを選ぶかによって建築費はかなり変わります。

まず、同居型二世帯住宅の場合には、建物が1世帯で住む住宅とほとんど同じなので、通常の1世帯で住む住宅と建築費用はほぼ同じと考えてよいでしょう。

問題なのは完全分離型や一部分離型(共用型二世帯住宅)の場合です。

一部分離型二世帯住宅の場合は、どの部分を共有してどの部分を分離するかによって値段が大きく異なってきます。

二世帯住宅を建てる時に、特に女性が分離を希望することが多いのがキッチン(台所)です。

キッチンは料理をすることの多い女性にとっては、特に大事なプライバシーの高い空間であり、そこを価値観の違う人と共有するとなるとトラブルになったりストレスを感じることが多いからです。

お互いのプライバシーをできるだけ確保した二世帯住宅を希望する場合には、キッチンはできれば独立させて2つ作っておきたいところです。

ただ、キッチン等の水回りを共用せずに独立して2つ作るとどうしても割高になってしまいます。

共用型二世帯住宅では、お互いのプライバシー確保の必要性と予算のバランスを取りながら、どの部分を共用するのかじっくり決めることが大切です。

最後に完全分離型二世帯住宅の建築費の相場について説明します。

完全分離の場合は、独立した建物が2つあるようなイメージに近いので、どうしても割高になってしまいます。

相場としては最低でも1世帯住宅の1.5倍くらは必要になります。大まかな目安としては大体1.5倍〜1.8倍くらいと考えておけばいいと思います。

二世帯住宅を建てる時には、予算の問題があるので事前に大まかな相場を知りたいですよね。

ただ、どうしても建築費の相場というのはあくまで平均的な相場であって、自分が建てようとしている家が具体的にどれくらいの価格になるのかというのは、ハウスメーカーや工務店に相談してみないと分からないのが実際のところです。

土地の形状による建物の建てやすさ、地盤の強度、間取りなど家や土地は一軒一軒全て異なりますので具体的な金額を知りたければ、複数の工務店やハウスメーカーにまとめて無料で提案をしてもらうサービスを利用すると便利です。

どこか1つの会社だけに相談すると、本当にその値段が妥当なのか分からないし、提案してもらう間取りやデザインも正しいのか分かりませんよね。

でも、例えばこのサービスを使えば、二世帯住宅に強い複数の住宅会社から間取りや費用の提案を無料でしてもらえます。

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複数の提案がもらえるので、比較することができるし、それを参考にしながらさらに自分で検討するとより良い二世帯住宅を作ることができます。

1社ずつ候補を探して、電話したり資料請求するのは本当に時間もかかるし面倒なので大変便利なサービスです。

また、こういう一括比較サービスを利用すると、断りやすいというメリットもあります。

「まだ複数の会社と比較検討していますので決められません。」と言えばいいだけです。1社だけと相談していると、どんどん話が進んでいって、何となく断りにくくい雰囲気になってしまってそのままズルズル契約してしまったなんて話はよくあります。

家作りは一生に一度くらいしかない高い買い物なので、徹底的に比較検討して納得するまでは安易に決めないようにしましょう。

さて、先ほどは二世帯住宅の相場を普通の一世帯の住宅との比較で説明しました。では、普通の家を建てる費用ってどれくらいかかるのでしょう?

せっかくですので、この機会に覚えておいて欲しいのですが、家の価格を計算する時には独特の言葉として「坪単価」というものをよく使います。

モデルハウスに行ったり、ハウスメーカーに資料請求したり、家を建てる過程で頻繁に出てくる言葉ですので覚えておいて下さいね。

坪単価の相場が分かれば、家を建てるときに必要な総額を計算する事ができるので、大変便利なものです。

それでは「坪単価」を誰にでも分かるようにご説明します。

坪単価の相場が分かれば建築費用が分かる

坪単価というのは、だいたい想像できると思うのですが家を建てる時に1坪あたりどれくらいの費用がかかるかという事です。

例えば、低価格をウリにしている某ハウスメーカーの広告なんかで「坪単価30万円!」なんて派手に宣伝してたりします。

この坪単価に自分が建てたい家の面積をかけ算すれば住宅建築の総費用が計算できるのです。

具体的な例をあげた方が分かりやすいと思うので、一般的な広さの家で計算してみましょう。

4人〜5人家族の場合の一般的な一軒家の延べ床面積はだいたい30坪〜40坪です。1坪は約3.3㎡ですので、延べ100㎡〜120㎡になります。

3LDKとか4LDKのマンションの一般的な広さが70㎡〜80㎡ですので、マンションより1.5倍くらい広いというイメージです。同じ広さでも一軒家の場合は2階建てにできるので広く面積を取れます。

ハウスメーカーによっても坪単価は異なるのですが、ごく平均的なプランですと坪単価は約50万円くらいです。

したがって、住宅の建築費用は以下のようになります。

30坪の場合
30坪×50万円=1,500万円
40坪の場合
40坪×50万円=2,000万円

これが通常の家の場合の費用です。さきほど説明したように完全分離の場合はこれの1.5倍から1.8倍になり、同居型の場合にはこれとほぼ同じになります。一部共有型の場合は、分離する部分を増やしていくごとに少しずつ割高になっていくというイメージです。

ただし、全館空調などの最先端設備を導入したり、内装を凝ったりすると坪単価がどんどん上がって行きます。

また、木造なのか鉄骨なのか、在来工法なのかツーバイフォーなのかなどの工法によっても坪単価は変わってきます。

どんな設備や内装があるのか、どんな工法があるのか、などはできるだけたくさんの建築実例を見れば相場が分かってきます

時間も労力も必要で疲れる作業ですが、必ず事前に徹底した情報収集を行いましょう。

工法や最新設備など、ここからは少し専門的な技術の話であり、目には見えない部分なので、おろそかにされがちですが、耐震性の強さなど家作りにおいてとても大事な事なので、絶対に知っておいて損はありません。

せっかくなので少し技術的な事も知っておきましょう。それでは、工法と価格の関係などをできるだけ分かりやすく説明します。

ハウスメーカーや工法の違いで建築費は違ってくる

さきほども申し上げましたが、二世帯住宅の建築費や坪単価は工法によっても大きく違ってきます。

大まかな範囲は坪単価が50万円~80万円ぐらいで総建築費も1500万円~3000万円ぐらいですが、工法や分離部分の程度によって大きく違ってきます。

建築の工法についてはそれぞれのハウスメーカーが独自に開発しており、どのハウスメーカーを選ぶかによって決まってきます。

工法には主だったものとして次のようなものがあります。

<木造軸組工法>
コンクリート基盤に土台を置いて梁と柱を組み合わせて建築する方法。
<木質系プレハブ工法>
木製の枠に合板を張ったパネルで床や壁、天井を組み立てる工法。
<鉄筋系プレハブ工法>
主に軽量鉄骨を材料として使用する工法で、一般的には木造軸組工法と同じく鉄骨で柱と梁などを構成する方式。
<コンクリート系プレハブ工法>
工場で作られ養生されたコンクリートパネルを現場で組み立て、床、壁などを構成する工法。
<その他の工法>
2x4(ツーバイフォー)工法、鉄筋コンクリート造、鉄骨造など。

工法はそれぞれ一長一短がありますので、自分の好みの問題になると思います。大切な事は知らないで済ませるのではなく、一応一通りのことは理解した上で、どれにするかを決める事です。

資料請求をしたり住宅展示場を見に行けば、各ハウスメーカーの工法や技術が分かりますので、自分が気になるハウスメーカーのカタログを請求して読み込むなどの労力を惜しまないようにして下さいね。

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