どんな場合にキチン共有のメリットが大きいのか

共用型2世帯住宅は、家の中のいくつかの部分を共有して利用します。どの部分を共有するかはじっくり考えなければならない問題です。

共用する時に注意しなければならない場所の1つがキッチンです。特に女性にとって深刻な問題になりかねない場所ですので事前の話し合いが重要です。

まず、親世代と子ども世代の関係には二つのパターンがあります。

それは夫の両親と一緒になる場合と、妻の両親との場合です。

ではキチンの共有に障害がなく、おまけにメリットまで生まれるのはどちらの関係のときでしょうか。

言うまでもなく、それは妻の両親と同居のときです。

最近では夫が台所に立つことも増えてきましたが、なんと言ってもキッチンは妻の領分であり、そこに立つのは圧倒的に妻の方が多いでしょう。

それは親世代でも同じでしょうから、そこに立つのは早親になりますから、たいていは母と娘が利用することになるのです。

この場合実の母と娘が一緒で何か障害が起るでしょうか。

お互いの食べ物の好みは熟知しており、料理の調理方法も知り合った仲です。

障害どころかこの二人が台所を共有することによるメリットは計り知れません。

材料の購入担当とか、料理当番などもスムーズに決めることができ、また好みを知り合っているため嫌いなものを作って無駄にすることもなく、経済的にも大きな利益に繋がるのではないでしょうか。

こうした理由から妻の両親との二世帯住宅にはキッチンの共有がおすすめです。では、夫の親との台所の共有は絶対に避けるべきなのでしょうか?それを説明します。

夫の親とのキッチン共有はデメリットが多い

妻の両親とのキッチン共有が何も問題なくてむしろメリットのほうが多いのに対して、夫の両親、いわゆる嫁姑の関係でのキッチン共有はそうは行きません。

最初はそうでなくても次第に問題が出てきて、時によってはトラブルに発展することさえあります。

台所は女性にとって大切な場所です。それだけに使い方には各々のスタイルがあります。

長年かけて培ってきたそのスタイルを曲げるわけにはいきません。

夫の両親とキッチンの共有の場合、お互いの使用スタイルが違うと、そこに不満が募り苦情の原因になります。

でもそれを口に出すと角が立ちますから我慢します。するとストレスがたまってきます。

その結果2者間の関係が悪化することも考えられます。

またお互いの都合から料理当番や買い物当番を決めなければならない場合、そうした相談も気軽にはできません。

こうした理由からも、やむを得ず夫の親夫婦とのキッチン共有になったときは、事前の話し合いによる使い方などの取り決めが重要になります。

それによりデメリットは幾分減少していくことでしょう。