ツーバイフォー工法で洋風デザイン住宅に強みを発揮する三井ホーム

三井ホームといえばなんと言ってもツーバイフォー工法です。鉄筋コンクリートのような強さを誇るこの技術で耐震性の高い住宅を建築できます。

この工法をいち早くアメリカからとり入れたのが同社であり、その魁になったのです。

アメリカ生まれのツーバイフォー工法を得意とするハウスメーカーだけに、その商品には外観に多様な洋風デザインを採りいれた豪華なラインナップとなってています。

とくに同社が誇るスマートハウスの「スマート2x4」仕様では、自然の力を最大限に活かす「パッシブエコ」や太陽光発電による「アクティブエコ」、また全館空調システムの「ウェブブリーズ・プラス」利用による快適設備、また家庭用蓄電システムやエネルギー監視システムのために使用する「スマート設備」は他社との差別化を図る同社自慢の先進アイデアです。

こうした豪華設備のために建築費は決して安くはなく、坪単価はすべての商品が70万円以上という高価格になっています。

こうした高価各路線の商品に対して一方では準企画型住宅の「マイレーヴ」や「バーリオ」などの低価格住宅の販売にも力を入れています。

私の個人的な好みとしては最も好きなハウスメーカーです。

三井ホームの高い技術対応力が二世帯住宅の自由設計を可能にした

三井ホームの大きな特徴のひとつはインテリアコーディネーターと呼ばれる同社専任の外部建築家との連携による自由設計ができることです。

これが他社に比べて高い坪単価の大きな要因となっているのです。

しかしその裏側のメリットとして設計の自由度が極めて高く、二世帯住宅の設計に当たっても二つの世帯が楽しい生活を送れるよう、各部分に快適な空間を作り出すため、専任のインテリアコーディネーターは最高の設計技術を駆使しています。

また同社はアフターサービスにも力を入れ、「グッドストック」という20年保証システムと60年点検システムを採用しています。

こうした保証システムは従来から業界では圧倒的優位を誇っていましたが、近年では他社の追随により、一線横並びの傾向が見られます。

ただ三井ブランドの名を守るため近年は新築以外の住宅事業にも力を入れ、三井のリハウス(三井不動産販売)が中心になって、一世帯住宅から二世帯住宅へのリフォームなどにも積極的に取り組んでいます。